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論文

Curved neutron guide of the cold neutron disk-chopper spectrometer at J-PARC

梶本 亮一; 中島 健次; 中村 充孝; 長壁 豊隆; 佐藤 卓*; 新井 正敏

Journal of Neutron Research, 16(3-4), p.81 - 86, 2008/09

現在、大強度陽子加速器(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)の核破砕中性子源に設置すべく冷中性子ディスクチョッパー分光器(CNDCS)が建設中である。この分光器は80meV以下の入射エネルギーの中性子を用いた低エネルギー領域の非弾性現象の研究に利用される。この分光器の減速材-試料間の距離($$L_1$$)は30mであり、減速材と試料の間には中性子スーパーミラー・ガイド管を設置する。陽子が中性子ターゲットに入射した直後に発生する速中性子や$$gamma$$線を取り除くために、ガイド管は湾曲されている(カーブドガイド)。今回の発表では、CNDCSのカーブドガイドのパフォーマンスをモンテカルロ・シミュレーション・プログラムMcStasを用いて評価した結果について報告する。カーブドガイドによる強度ゲインや中性子ビームの空間・角度分布を幾つかのスーパーミラーを幾つか変えた場合について調べた。さらに、直線ガイド管に$$T$$$$_{0}$$チョッパーを組合せた場合との比較についても考察する。

論文

Conceptual design of magic chopper used for 4SEASONS at J-PARC

中村 充孝; 新井 正敏; 梶本 亮一; 横尾 哲也*; 中島 健次; Krist, T.*

Journal of Neutron Research, 16(3-4), p.87 - 92, 2008/09

4SEASONSは特別なフェルミチョッパーを利用することで複数の入射エネルギーを活用し、測定効率を向上することができるように設計されている。この方法はRRM測定と呼ばれるものであるが、通常のフェルミチョッパーで決定される開口時間は常に一定となってしまうために、4SEASONSでのRRM測定を成功させるためには、新しい概念に基づいたフェルミチョッパーが求められる。チョッパーの開口時間が一定である場合、複数の入射エネルギーすべてに対して最適な実験条件を実現できないことに注意しなければならない。今回の講演では、4SEASONSでのRRM測定に特化した、中性子スーパーミラーが貼付されたフェルミチョッパー(マジックチョッパー)の新概念について報告する。マジックチョッパーにより、より低い入射エネルギーにおいて実効的な開口時間を増加させることができ、その結果として実効的な開口時間のエネルギー依存性はMLF中性子源カップルドモデレータのパルス幅に近付けることが可能になる。こうした実験条件のマッチングに加えて、マジックチョッパーでは複数の入射エネルギーすべてに対して、実質的に一定のエネルギー分解能が実現できる。

口頭

Current status of the 4SEASONS spectrometer at J-PARC

梶本 亮一; 横尾 哲也*; 中島 健次; 中村 充孝; 稲村 泰弘; 曽山 和彦; 猪野 隆*; 大山 研司*; 坂井 麻貴子; 相澤 一也; et al.

no journal, , 

4SEASONSは大強度陽子加速器(J-PARC)の核破砕中性子研究施設で最初に建設されるチョッパー分光器の一つである。この分光器は5-300meVの入射中性子($$E_i$$)を利用した高温超伝導体及び関連物質の研究を目指している。4SEASONSでは分解能を緩和し(エネルギー遷移$$E=0$$のとき$$Delta E/E_i=5$$-6%)、さらに高効率の中性子光学デバイスを備えることで試料位置での高い中性子束を実現する。さらに新型FermiチョッパーによるRRM法測定によって測定効率のさらなる向上を図っている。分光器開発に関する最近の進展としては、まず、より幅広い研究が可能になるように散乱角を水平方向に$$30^{circ}$$拡大したことが挙げられる。さらに、2.5m長の$$^3$$He位置敏感型検出器の中性子照射試験,新型チョッパーのスリットパッケージの試作などが進行中である。

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